WAVES 『CLA Classic Compressors』

どうも、マサシです(`・ω・´)
ネタが溜まりに溜まっているので、サクサクと消化していこうと思います(笑)
…とか言いつつ、直に鈍行に戻る予感がしますが(苦笑)、思い立った時にはドンドン書いていこうと思いますw


という事で、今回は久しぶり?のWAVESのプラグインをご紹介します!(`・ω・´)
昔からあるバンドルなので、今更僕がアレコレ書く必要性は薄い気がするのですが(笑)…『CLA Classic Compressors』のご紹介です!

CLA Collection-Box-2



CLA Classic Compressors

CLA Collection-2

こちらのバンドルには、エンジニアであるChris Lord-Algeさん(以下、クリスさんw)の所有する4種類のヴィンテージ・コンプレッサーをモデリングしたプラグインが収録されています。
Chris Lord-Algeの頭文字を取って「CLA」…これと”Cla”ssicを掛けている訳ですね!うまい!(笑)
モデリングされたコンプレッサーは、下記の4つになります。

LA-2A
LA-3A
Urei 1176(黒パネル青パネル)


どれもこれも有名なコンプレッサーで、色々なメーカーがこぞってプラグイン化している名機達ですね。
しかし、CLA Classic Compressorsはあくまで「クリスさんが所有している物」を忠実にモデリングしたらしく、微妙な所でWAVESらしい個性を主張してきました(笑)
クリスさん専用カスタムとかしてある…のかなぁ?w

あっ、ちなみに…珍しくパッケージ版で貰えました(笑)
これ、”CLA”の文字の所が切り抜きしてあって、中箱(不要なディスク入りw)と組み合わせてこういった感じに見える仕様ですw
専用パッケージは凝っていてカッコいいですねw
…それに引き換え、最近買った他社プラグインのパッケージ版なんて、ただのポストカードでガッカリっす…(苦笑)
やはり収集癖持ち(笑)からしたら、送料が掛かってでもパッケージが欲しくなってしまいますw
DSC_0343-1.jpg

まっ、DL版と比べるとコスパ・送料等の面で明らかに効率悪いんですけどねぇ…ついついパッケージ版で買ってしまいます(笑)
そんな僕の変な拘りポイントは置いておいて…w
収録されている各プラグインをご紹介致します!(`・ω・´)


CLA-2A

CLA-2A.jpg

(その筋では)とても有名なコンプですねw
元となっているハードウェアは御存知の通り、Teletronix LA -2A Leveling Amplifier
1960年代に登場して以来、現在に至るまで第一線で使用されているという、色んな意味で凄いコンプです(笑)
こいつの特徴は、「光学式(Optical)」という技術が取りいれられている事。
文系の僕は詳しい原理がよく分かっていないのですが(笑)…そうですね、例えるなら”電球がホワッと点灯する強さに合わせて、コンプレッションを施す”感覚をイメージして頂ければ良いのでしょうか?w
LA-2Aでは真空管を使用して、その動作を処理しているそうです。

そのイメージから何となく予想が付くかと思われますが、オプティカル方式のコンプレッサーは動作が非常に緩やか(悪く言えば大雑把w)なのが特徴
ソフトニーで、アタック・リリースが遅めに設定されている感じですね。
その独特な潰し方、真空管によるウォーム・サウンド(笑)から、粒を揃える事が多いボーカルや弦・管楽器等に最適とされています。
ギターで言うと、レスポール系のクリーミーで上品な音でしょうか?w

LA-2A系の使い方は、右のノブでコンプレッション具合(=スレッショルド?)を決定し、GRされた分を左のアウトプットで戻してあげるのが一般的です。(というか、それくらいしか出来ない?w)
レシオ(圧縮比率)は「COMPRESS(約1:3)」「LIMIT(約1:∞)」の2種類から選択可能。


…では、ようやく「CLA-2A」の説明に入ります(笑)
実機のモデリングという事で、基本的な動作原理等はちゃんと再現されています。
それに加え、右下のノブにサイドチェインとして動作するハイパス・フィルター(HPF)を装備
右一杯に回した状態では全周波数、左一杯で最高1kHzまでHPFを入れられる仕様となっています。
ちなみに、このCLA-2Aはデフォルト状態でこのサイドチェインHPFノブが中央に設定されている為、知らないと勝手にHPFが入っている状態になります(笑)

あと、WAVESのモデリングには大体装備されているハムノイズの種類も選択可能です。(OFF・50Hz・60Hzから選択)
50Hzはスッキリした感じ、60Hzはややモッサリした感じでしょうか(笑)

CLA-2Aの出音ですが、真空管臭が強めのいかにも~なアナログ・サウンドですw
他社のモデリングと比較しても、かなりアナログ臭が強烈な印象があります(笑)
と言う事で、デモ音源をご用意しましたので、そちらと併せてどうぞw

※設定※
ドラムキット全体にプラグインをインサート。
ピーク時に-10db程リダクションする強めの設定です。(この後に紹介するプラグインも全て同じように設定しています。)
ハムノイズは60Hz、HPFは全周波数(FLAT)の状態となっています。
CLA-2A、及び、CLA-3AのレシオはCOMPRESS(1:3)に設定。



●デフォルト状態のドラムループ


●CLA-2A


全周波数にコンプが掛かる状態にしてあるので、特にキック・スネアの違いが顕著ですねw
-10dbのGRというとかなり深目の設定なのですが…流石はオプティカル・コンプ!というのか、実にユルユルな掛かり方です(笑)
LA-2A系はリリースが遅いので、深く掛ければ掛ける程にヌルヌルするのですが…案外これはこれでアリじゃないかな?w
ボーカルは-8dbくらいGRしても、案外大丈夫だったりしますw
ただ、やはり真空管臭が強いので…いかにも”古臭い”音になりがちでもあります。
まぁ、気になる時はハムノイズをOFFにすれば良い話なのですが(笑)、それだと今度は味気無かったり…w
万能に使えるコンプかと聞かれたら、個人的にはNO!だと思いますが、LA-2A系のこの感じは独特で好きですね(`・ω・´)
使い所・ソースに依っては大活躍間違い無し(笑)


CLA-3A

CLA-3A.jpg

見た目・名称からお判りの通り、LA-2Aの後継機・LA-3Aをモデリングしたプラグインです。
正確には後継機というか…低コスト版?みたいな位置付けですが、コンプレッションの動作等はかなり近い物があります。
操作方法・機能面はLA-2Aと変わりはありません…が、LA-2AとLA-3Aの大きな違いは、真空管を使用しているか否かです。
LA-3Aでは真空管の代わりにトランジスタを使用する事でコストを抑え、小型化を図ったそう。
他にも微妙に仕様が異なり、LA-2Aと比べてアタックタイムが早く設定されているらしく、リミッター的な動作を目的に使われた事もあるそうです。
ちなみに、クリスさんはこれが一番のお気に入り(笑)


CLA-3Aに関しても、操作性等はCLA-2Aと同じです。
しかし、出音はCLA-2Aとかなり異なります。
トランジスタが使用されている為か、無味無臭に近い音ですw
その為、このバンドル内で一番微妙なコンプ扱いをされている気がしますが…個人的には、2番目位に好きなコンプです(笑)
何故かと言いますと…CLA-2Aは色々と強烈なので(笑)、ボーカルに掛けると超高音辺りが”鈍る”感覚があります。
対してCLA-3Aではそういった杞憂がほとんど無く、サラリと掛ける事が出来ますw
アタックタイムが2Aと比べて早めに設定されている事もあり、若干パキッとした感触もあって好きですね。
と言う事で、デモ音源をどうぞ(笑)

●デフォルト状態のドラムループ


●CLA-3A


うん、やっぱりCLA-3Aの方が好みですね。(確信)
2Aのそれと比べて、非常にサッパリとした音かと思います。
言いかえれば、現代的な音…と言いますか(笑)
聴いた感じ、アタックだけじゃなくて、リリースも2Aより早めに設定されてるのかな?
あっ、ちなみに…CLA-2A&3Aのリリースタイムは、敢えてバラつきが出る様にモデリングしてあるそうですw

CLA-3Aはアタックが早めに設定されている為、2Aと同じ様に深く掛けるとコンプ臭が強くなるみたいですね。
なので、ボーカルに掛ける時はやや浅目にした方が宜しいかと思いますw
バッキングのギター(ストロークやカッティング)には、強めに掛けて粒を揃える用途で使うと良い感じです(`・ω・´)b


CLA-76 (Blacky)

CLA-76-Blacky.jpg

お次は、定番中の定番「Urei 1176」のモデリングです。
1176には様々なモデル(色違い版)があるのですが、これは一番有名なブラックパネルですね。
動作方式はFET(フィールドエフェクト ・トランジスタ)と呼ばれるもので、反応が非常に早いのが特徴です。
ただ…反応が良い分、各種設定の差が顕著に出るらしく、適当な設定で掛け録りすると後々大変な事になるんだとか(笑)

1176系はスレッショルドが予め設定されており、インプット量を上げて引っ掛けるタイプです。
スレッショルドはレシオに依って設定値が異なるため、レシオを変える時にはインプット量の調整も必要となります。(基本的に、高レシオほどスレッショルドが高くなる)
レシオは4 / 8 / 12 / 20の4つから選択可能。どれもそこそこ高レシオな気がしますが(笑)、実際に使ってみると、数値程潰れた感じがしないのが魅力?ですw
そして、レシオスイッチを同時押しする隠しモード「全押し」がありますが…これ、なかなか飛び道具的な音になって面白いですw
パッツンパツンというのか、ベッタリというのか…何とも独特な動作をしますw
面白いのですが…正直、使い所は極めて少ないかと…w

トランス回路による味付けも人気の秘訣です。
味付けと言ってもそこまで強烈ではないのですが(笑)、コンプの挙動も含めて「1176の音」というのは特徴がありますねw
全トラックに1176を通していると、1176臭がプンプンすると思いますw


で、CLA-76ですが…う~ん…www
いや、決して悪いプラグインではないのですが、何となく「これじゃない感」があるというのか…(笑)
挙動はちゃんと1176を再現しているのでしょうけど、何と言うのかな…全体的にヌルッとしていて、締まりがない音に感じます(´・ω・`)
味付けを強くし過ぎで、コンモリとした感じですw
ハムノイズをOFFにすれば多少マシになるかと思いますが、正直、これはあまり好ましくないモデリングですね…w
ちなみに、1176黒パネルの再現度が最も高いと噂されているのは、Native Instrumentsがリリースしている「VC76」らしいですw
僕もあちらの方がハリがあって好きです(笑)

なんか酷評になってしまいましたが…とりあえず、デモ音源をどうぞw

※設定※
こちらもLA-2A&3A同様、ピークで-10dbほどGRする設定です。
アタックは12時・リリースは3時方向に設定してあります。(アタックは普通、リリースは早め)
レシオは1:4としました。
この設定は、青パネルも同様です。



●デフォルト状態のドラムループ


●CLA-76(Blacky)


…うん、やっぱりこういう感じですよね(笑)
1176系はアタック&リリースの設定がシビアなので、これが全てでは無いのですが…やはり、あまり好きになれないのが本音です…w
むしろ、全押しモードが一番使える音かもしれないですw
あるいはコンプは動作させないで、トランスだけ通すのもアリかも?(笑)
まぁ、これだけ「好きじゃない!」と連呼しておいてなんですが(苦笑)、単に僕が好きではないだけの話ですし…何よりも、こいつには青パネルが一緒にくっついているので、決して要らない子ではないんですw
悪しからず(笑)


CLA-76 (Bluey)

CLA-76-Bluey.jpg

青パネ青パネと言っていますが、「ブルー・ストライプ」の呼び名で有名なモデルですw
1000台しか生産されていない超レア物なので、所有している人は絶対手放さないらしく、現在では(ほぼ)入手不可能なんだとか(笑)
動作方式自体は黒パネル同様、FET。操作性も同じです。
しかし、単なる色違いという訳ではなく…大きな違いは、アタック・リリースの挙動にあります。
ブルー・ストライプの方がアタック・リリースが遅めに設定されている為、トランジェントが際立つ激しいコンプ・サウンドが特徴です。
特に、ドラムとの相性が抜群に良いコンプですね。
もちろん、その他のソースにも合わない事もないですが…かなり特徴的な音なので、用途を選びますw


それで、CLA-76について。
個人的には、こいつがバンドル内で一番好きなプラグインです!(`・ω・´)b
順位を付けると、Bluey > LA-3A > LA-2A > Blackyの順番ですねw
汎用性で言えばLA-3Aが最も使い易いかと思いますが、Blueyの音は他にはあまり類を見ないサウンドなので…ちょっと依怙贔屓してしまいます(笑)
それでは、デモ音源をどうぞw

●デフォルト状態のドラムループ


●CLA-76(Bluey)


う~ん、やっぱりドラムにはBluey!(笑)
ちょっと空間が広くなったかの様な、爽快な音がしますねw
アタック・リリースの利きが非常に良く、まさに打楽器用途に特化した印象を受けます。
パーカッシブなアコギなんかにも、良いかもしれませんw

あと、Blackyと比べてスレッショルドが低めに設定されているみたいですね。
同じインプット量で黒→青と切り替えると、青の方がGR量が多いです。(=スレッショルドが低い)
まぁ、だから何?って話ですが、Blueyは掛かり方が気持ち良いので、ついつい強めにリダクションしてしまいます(笑)



最後に、今までのデモ音源を纏めたプレイリストも置いておきます(笑)
何かの参考までにw





以上、『CLA Classic Compressors』のご紹介でした。

流石は定番となるだけある名機のモデリングなので、どれも使い勝手が良いですね。
何でもかんでも使える物でもないと思いますが(笑)、用途さえ合えば非常に頼りになるプラグインです。
そんな中でもCLA-3Aは着色が少ないので、比較的万能に使っていけるコンプかな~…と思いますw(あまり個性が無いので、人に依ってはイマイチかも?w)
あと、CLA-76 Bluelyはかなりオススメです!おまけでBlackyも付いてくるしね(笑)
最近ではバンドルでセールよりも単品でのセールを頻繁に見掛けるので、この記事が少しでもお役に立てたなら幸いですw

それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(__)m
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4 Comments

カマクラ says..."お疲れ様です"
お疲れ様です。

すごい微妙な差でよくわからなかったです。曲中ではたぶんもう私には判別は100%不可能です。

この違いが鮮明にわかるのはすごいです。

2014.11.03 15:30 | URL | #- [edit]
マサシ says..."Re: お疲れ様です"
>カマクラさん

コメント、ありがとうございます!
こちらでは、はじめまして!…でしょうか?(笑)

実は、今回のデモを改めて聴いてみて、あまりにも微妙な差になってしまった…と自分でも思いました(笑)
DAWでデモを作っている際は違いが分かり易かったのですが…Sound Cloudにアップロードした物を聴いてみて「あれ?」となってしまう事が多々あります…w(一応、WAV(44.1kHz-16bit)でアップしたので、大きく差が出る事はないはずなのですが…?w)
一応、一つのパーツに集中して聴けばかろうじて違いが分かる程度の差異はあるのですが…やはり、今回のデモ音源はちょっと反省点が多かったです…w
あっ、もちろん僕もこの状態のを曲中に混ぜられたら、全く判別が付かないと思いますので…ご安心(?)くださいw
2014.11.07 00:31 | URL | #- [edit]
Sk says...""
非常分かりやすくて良い読み物でした
ありがとうございます
自分は15年ほどずっと実機使っておりましたが今回LA2Aを自作してみました
自作機の音がプラグインと比較してどうか
ちょっと気になるところです
3つの中では小回りの利かない不器用なLA2Aが一番出番が多かったです
2015.09.30 16:39 | URL | #- [edit]
マサシ says..."Re: タイトルなし"
>Skさん

コメント、ありがとうございます!
返信が大変遅くなってしまい、申し訳ありません…m(__)m

おぉ、実機のLA-2Aをご使用されていたのですか!
僕もいつか実機を触ってみたいですw
更に自作のLA-2Aとは…かなりの熟練者とお見受けします!(`・ω・´)

LA-2Aはプラグイン版が山ほどありますが…実際、どれくらい似ているのかが気になりますw
1176に関してはNative Instruments製が実機にかなり近いと言われていますが…LA-2Aはそこまで評判になっている物を存じませんので、まだまだ…という事なのでしょうか…?w
僕も何だかんだ、一番小回りが利かないLA-2A系を使用する事が多いです。
不器用な様でいて的を射た効果が得られる点を見るに、本当に良く出来たプロセッサーだと感じます(笑)

2015.12.31 14:49 | URL | #- [edit]

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