AOR・名盤選③

どうも、マサシです(`・ω・´)

実は、当ブログは今年3月中旬からアクセス解析を導入しております(笑)
開設して2年経ったというのに…今まで使い方が分からなくてほったらかしにしてましたw
それで、その解析を使うと様々なアクセス情報が分かるのですが、中でも面白いのが「検索キーワード」という項目。
どんなキーワードで検索を掛けて、当ブログに来たのか?が分かるのですが、これを見ていると意外と面白い結果でしたw
結論を言うと、意外と音楽情報…特に「スピッツ」「AOR」というワードが多かったのです。
この事実を知って、プラグインの事ばかりじゃなくて、この手の記事書かなきゃ(使命感)と思いましてw

ということで、今回は久々の「AOR名盤選」シリーズを更新させて頂きます(笑)
AORなんてニッチなジャンル(?)の記事ですが…意外とAOR好きな方っていらっしゃるんですねw


※↓の画像は、スマホ表示等のサムネイル用です。記事内に出てきません(笑)
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Michael Franks / Sleeping Gypsy

Michael_Franks_-_Sleeping_Gypsy.jpg

マイケル・フランクスの通算2作目。…いや、正確には3作目?(笑)
確か…メジャーデビュー後では2作目のはずw
彼をAOR系アーティストと一括りにしてしまうのは、些か疑問がありますが…まぁ、基本的にはAORの人でしょうw
どちらかというと、アダルト・コンテンポラリーやスムース・ジャズの色合いが強いです。
アントニオ・カルロス・ジョビンの大ファンとしても知られている人なので、ボサノバの色も色濃く反映されていますw

…で、この『スリーピング・ジプシー』について。
ボサノバやジャズの影響が色濃く反映されつつ、AOR的な洗練されたメロディー・コード使いが随所で楽しめる名盤です(`・ω・´)
マイケル・フランクスのソング・ライティング力の高さ、ゲスト・ミュージシャンの素晴らしい演奏が織り成す、非常にレベルの高いポップス作品に仕上がっています。
方向性は異なるものの、ある意味Steely Danの『Aja(彩)』と並ぶ完璧さだと思っていますw

とにもかくにも、この盤のハイライトは敬愛するアントニオ・カルロス・ジョビンに捧げた名曲『Antonio's Song(The Rainbow)』。(邦題:アントニオの歌)
一般的に有名な曲ではないかもしれませんが、日本語カバーなんかもあったりで、まさに知る人ぞ知る名曲です。
暑い夏のお供に、是非ご視聴あれ!(笑)






Boz Scaggs / Silk Degrees

Boz Scaggs Slik

そう言えば、このアルバムの事を失念していました(苦笑)
AORの雄、ボズ・スキャッグスの名を世間に知らしめたと同時に、AORという音楽ジャンルの火付け役となった超重要盤
このアルバムに参加したミュージシャンが、後にTOTOへと発展していく…という逸話も残しています。
もちろん、アルバムの内容も文句なしの名盤!

ボズ・スキャッグスは元々、泥臭いブルース・ロックを基調にした音楽をやっていた人ですが、これの前作『Slow Dancer』辺りから徐々に洗練されたサウンドを指向する様になり、この『シルク・ディグリース』で開花した…という感じですかね。
洗練度で言えば、フォスター絡みの次作以降の方が高いですが、このアルバムには彼の代表曲が数曲含まれています。
おそらく、聴けば大体の人が知っているであろう「We're All Alone」をはじめ、「Harbor Lights」「Lowdown」「Lido Shuffle」等の名曲がズラリ。
AORがどういうジャンルなのか知りたい方はもちろん、全てのポップスファンにオススメ出来る大名盤です(`・ω・´)






Michael McDonald / If That's What It Takes (邦題:思慕)

思慕

後期ドゥービー・ブラザーズの顔役、マイケル・マクドナルドのファースト・ソロアルバム。
髪が黒い頃はツキノワグマ、現在はシロクマ。

「マクドナルド・ルール(マクドナルド調)」なんて言葉が出来てしまう程、彼の作るサウンド(正確にはリズム?)は特徴的でして、それがドゥービーズの立て直しに成功した要因であり、従来のファンからは反感を買ってしまった原因でもあり…w
実際、ドゥービーズ『What A Fool Believes(ある愚か者の場合) 』で聴ける”あのサウンド”はなかなか強烈(笑)
鍵盤のリフとシンコペーションが複雑に絡んだその音作りは、後々のAOR系アーティストにも脈々と受け継がれていきます。
この曲、大体の人が聴いた事ありますよね?(笑)



で、本盤について。
やはり、一曲目からマクドナルド調全開(笑)
しかし、ずっとそれの一点張りという訳ではなく、様々な種類の曲調が並んでおり、非常に完成度の高いアルバムです。
AORのお手本的なアレンジが憎いヒット曲『I Keep Forgettin'』等を聴くに、やはり、この人がAOR界に与えた影響はかなり強いと思われます。
ジャケット通り、渋~い黒色…というのか、いぶし銀なイメージがあるアルバムです。
次作『No Lookin' Back』の方がカラフルなイメージで素晴らしいですよ!
う~ん、しかし『I Keep Forgettin'』は渋いなぁ…僕の中でAORというと、このリズム・コード感が真っ先に出てきます(笑)
「AORってどんな感じの音楽?」と訊けれたら、「この曲か、STEELY DANの『Glamour Profession』を聴けば分かるよ!」と答えますw







Christopher cross / Christopher cross (邦題:南から来た男)

南から来た男

顔と歌声が一致しない事で有名(笑)な、クリストファー・クロスの1stアルバム。
僕が大好きなビル・ラバウンティーも一致していないですが…この人程ではないでしょうw
昔、ブルーノートにライブを観に行きましたが、やはり印象が違います(笑)

全体通した完成度の高さもですが…個性的なシルキー&ハイトーンボイスの美しさに、幻想的な情景を想起させる『Sailing』の印象が強過ぎるアルバムですw
全体的に爽やかなテイストが溢れる快盤(?)で、なにかと比較にされるエアサプライよりもAORしたアレンジが小気味良いですね。
当時、女性(OLや女子大生)に人気があったのも頷けますw
しかし、この手のサウンドが「AOR=軟派」のイメージを定着させている感も否めず(笑)
偏見無しで聴けば、インテリジェントに溢れていてカッコいいと思うのですがねぇ…w
次作『Another Page』や、94年作『Window』もオススメです!(`・ω・´)b




ちなみに、このアルバムに未収録ですが、クリストファー・クロスと言えばこの曲の方が有名ですね。
大体の方が一度は耳にした事があるのではないでしょうか?
何度聴いても美しい!(笑)






Airplay / Airplay(邦題:ロマンティック)

Airplay.jpg

まさに「AORの金字塔」と呼ぶべき作品!(笑)
デイヴィッド・フォスター&ジェイ・グレイドンの双頭ユニットが放つ、大傑作です。

曲調的には所謂”ロマンティック・ハードネス”と呼ばれる部類(TOTOとか)に入ります。
僕はこの手の音がちょっと苦手なのですが、エアプレイは全然OKですね!(笑)
演奏陣が大物ミュージシャンばかりで、コンポ―ズ&アレンジがこの2人…となると、言うまでもなく完全無欠ですw

特別、ヒットらしいヒットは出ていないかと思いますが…AOR系を掘り下げていくと、このアルバム収録曲のカバーを良く見掛けます。(元々、提供曲だったのもありますがw)
提供曲と言えば、Earth , Wind & Fireで有名な『After The Love Is Gone』の自演版が収録されており、そちらと聴き比べてみるのも、また一興(笑)

とにかく、ロック・ポップスファンには是非とも聴いて頂きたい作品ですねw
「AOR好きです!」と自称するなら、必聴!むしろ、聴いてないとモグリ扱いされます(笑)






Pages / Pages

img_0 (1)

リチャード・ペイジ&スティーブ・ジョージの2人組…ではなかったのですが、この3枚目ではデュオにw
この2人はこのアルバム発表後に、メンバーを加えて「Mr.Mister」を結成…からの大ヒット(笑)
Mr.Misterは正直言ってあまり好きではないのですが、このPages名義の時は大好きですw

Airplayのジェイ・グレイドンが絡んだアルバムですが、曲調的にはハード系とメロウ系の中間といった感じでしょうか。
必要最低限の音数で隙間を埋めた「Steely Danチック」な緻密なアレンジ、メロディーラインの美しさ、ミックスの良さ…そして、リチャード・ペイジの歌唱…これぞ、清く正しきAORサウンドの在り方と言っても過言ではないでしょうw
マイナー(AOR厨的にはメジャーw)ですが、大名盤です!(笑)

注目曲は…正直言うと、全曲良いのですが(笑)、個人的にはアルバムスターターの『You Need A Hero』が大好きですw
『Only A Dreamer』も素晴らしい!
ただ、この2曲はメロウ系に当たる楽曲かと思いますので、ハード系がお好きな方には『O.C.O.E』辺りがオススメです(`・ω・´)b
とにかく素晴らしいアルバムですので、是非とも手に取ってお聴きください(笑)






The Wilson Brothers / Another Night

Another Night

これまた大名盤(笑)
ウィルソン兄弟のワン&オンリー盤です。
何が良いのかというと、そりゃもうウィルソン兄弟の書く曲が良いんです!w
かなりのメロディー・メーカーなのですが、このユニットではこの1枚しか残していないのが惜しい…。
カバー曲も数曲程ありますが、それらも上手い具合に自己流にアレンジしており、アルバムの統一感を全く妨げていません。

スティーブ・ルカサーのギターを全面にフューチャーしていますが、ゴリゴリした感じはありません。
それどころか、彼には珍しいクリーントーンでソロを弾いていたりしますw(これが結構な聴き所!w)
しかし、改めてこのアルバムを聴くと、ルカサーさん…バリバリ弾いてますねぇw

個人的なイチオシは、アルバム最後にある『Like Yesterday』なのですが…YouTubeに見当たらなかったので(笑)、こちらを貼っておきますw
この『Take To Your Heaven』は、スティービー・ウッズのカバー版の方が有名かな?
僕はウィルソン兄弟の自作自演版の方がシャープな質感で好きですw
新・名盤探険隊で再発された事もあり、今では安価で入手可能となりましたし…是非、沢山の人に聴いて頂きたい作品ですねw






Finis Henderson / Finis(邦題:真夏の蜃気楼)

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このアルバムの主人公、フィニス・ヘンダーソンはミュージシャン…という訳でもなく(経験はあるそうですが)、コメディアンとして有名な方だそうです。
そう聞くと、色物感が拭えないですが(笑)…このアルバムは素晴らしいですよ!w
フィニスは作曲方面ではあまり関与しておらず、あくまで歌手としての参加。
個人的な偏見で申し訳ないのですが、こういった「多方面から曲を集めてきたアルバム」というのは正直言って好かない…のですが(ソングライター至上主義?w)、このアルバムは良い曲を集めてます!w
大御所スティービー・ワンダーの提供曲もありますが、ぶっちゃけ、それが霞んで見える程に選曲が素晴らしいです(笑)

全体的にファンキーな曲調が多く、ジャケットの海を彷彿とさせる爽やかな音使いが堪りません!
主人公のフィニスが織り成すスムースな歌唱も素晴らしく(コ、コメディアン…?w)、楽曲の良さをより一層引き立てています。
まさに、Earth , Wind & Fireの総帥(アル・マッケイ)の卓越したプロデュースの賜物。流石ッス!(笑)

イチオシ曲は、アルバムスターター『Skip To My Lou(邦題:サマー・スキップ)』。
この曲が気に入ったなら、ズバリ「買い」ですw
夏になると無性に聴きたくなる、大名盤です!(`・ω・´)b

ちなみに、このシャレオツなジャケットは国内盤でして、本国盤は…w
今は本国盤のクッソダサ…もとい、ちょっとアレなジャケット盤の方がお安く買えますが、個人的には日本盤ジャケを持っていたい気分です(笑)










以上、久々の『AOR名盤選』第3弾でした(笑)
AORファンからしたら、既知の定番アイテムばかりかと思われますが、これから掘り進めていこうと考えている方々に、少しでも情報提供出来たら幸いですw

「AORなんて雰囲気だけの音楽」「ドライブ用音楽(笑)」と揶揄する意見を見掛けますが…私見では、AORは今日まで続く大衆向けポップス・ロックの極地だと思っています。
歌詞方面はともかくとして、アレンジ・メロディーラインは非常に洗練された音楽ではないでしょうか?
ポップス等のアレンジを突き詰めていくと、大体AORチックになりますしね…(笑)
その為、音楽制作をしている身としては、非常に勉強になるジャンルです!(`・ω・´)

では、少々長めになりましたが、今回はここらで〆とさせて頂きますw
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!m(__)m


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6 Comments

says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015.05.04 18:22 | | # [edit]
マサシ says..."Re: タイトルなし"
コメント、ありがとうございます!

いえいえ…僕みたいな若輩者のブログを読んで頂いて、ありがとうございます!w
AOR系記事は毎日検索で来て頂いているみたいですので、今後も充実させていこうと思います(笑)

ご紹介頂いた曲&その他の曲も聴かせて頂きました!
凄く良いですね!参加しているミュージシャン的にも、TOTO・エアプレイ直系のアレンジがカッコいいですw
日本の方でAORというと、佐藤博さんや松下誠さん・山下達郎師匠が好きでしたが、もっと色々と掘っていこうと思いますw
情報提供、ありがとうございました!(`・ω・´)

2015.05.05 17:32 | URL | #- [edit]
trainworks says..."懐かしい"
バーン&バーンズのCDを探してこのページに訪れました。
久しぶりに懐かしい曲に色々と出会えて感謝です。
AORというジャンルは日本特有のものでしょうが、すごく言い得て絶妙なジャンル分けだと思います。
今のようにCDで12〜3曲通しで聞くというのではなく、A面、B面でそれぞれ起承転結があった時代で、
その起承転結具合もアーティストの大きな特徴だったと思います。
ドナルド・フェイゲンやSADE(AORではないですが)の1stなどはA、B面を入れ替えるのが億劫になるほど
気持ち良い出来ですが、それは46分前後という収録時間のなせる技だったのかとも感じます。
管理人さんはたくさん聞かれてるかと思いますので、私からはオススメというよりも個人的にAOR的
選曲をする時の私的マストな曲をご紹介したいと思います。
https://itunes.apple.com/jp/album/moonlight-island/id381040263
ご存知かもしれませんが、桑名正博さんの妹、桑名晴子さんのアルバムです。
所謂はっぴぃえんど、ナイアガラ系のAORではないですが、石川セリさんのムーンライトサーファーの
英語版や個人的には夏の名曲だと感じている夜の海などが収録されています。
https://www.youtube.com/watch?v=3yiSjDDtGps
(↑リンクは前半は桑名正博さんバージョンです。
AORってジャンルは日本人アーティストにも合ってたような気がします。
件の曲も歌えるAORとして私の周辺では大人気でした。
このブログのお陰で色々と懐かしい曲が思い出されました。
ありがとうございます。
取り急ぎお礼まで。
2015.07.25 13:21 | URL | #- [edit]
通りすがりの40代者です says...""
ビル・ラバウンティさん巡りで辿り着き
全然名前も知らないアーチストが他にも
紹介されていて 調べて試聴したりしたら
まさに趣味にピッタリなアーチスト達でした
やはりワン&オンリー盤もチェックしないとダメですね
ウィルソン兄弟は完全なるツボで
速攻アマゾンで買いました 貴重なる情報を
どうも有難う御座いました
2015.08.08 11:35 | URL | #- [edit]
マサシ says..."Re: 懐かしい"
>trainworksさん

はじめまして!
コメント、ありがとうございます!

僕はCD・MP3世代なので実際にレコードを聴いた事はないのですが…この時代はA面・B面それぞれで流れを作っているのが面白く感じます(笑)
「人間が集中して音楽を聴けるのは30分まで」という説を聞いた事があるのですが、奇しくもそれがA面・B面と分かれているレコードという形態と丁度良くマッチしているのですよね。
CDという形態へ移行し、収録時間が伸びた事で制作サイドは作り易くなった事は間違いないでしょうが…どうしても、1時間くらいジッと聴いているのは中々難しいです(笑)
というか、最近は1枚のCDに10数曲入っていたりするので…正直、冗長な感が否めないですねw
もう少し各曲のクオリティーを上げて、一つの作品としてコンパクトに纏めてほしいのが本音です(笑)
…すみません、なんだか愚痴っぽくなってしまいました(苦笑)

桑名晴子さんですか!
ご紹介頂いたアルバムは存じていますが、聴いた事はありませんでしたw
日本のシティポップ~J-AORはあまり詳しくないので、情報頂けて嬉しいです!
日本だと山下達郎師匠・佐藤博さん・木戸やすひろさん等が好きでして、お教え頂いた桑名晴子さんの『夜の海』も見事にヒットしました(笑)

良い曲を教えて頂き、ありがとうございます!
また機会がありましたら、情報交換しましょう!(笑)
2015.08.12 23:12 | URL | #- [edit]
マサシ says..."Re: タイトルなし"
>通りすがりの40代者さん

はじめまして!
コメント、ありがとうございます!

ビル・ラバウンティーさんがお好きなのですか?
僕も大好きです!(笑)
やっぱり彼の書く曲は良いですね…沁みますw

ことAORにおいては、ワン&オンリー盤に名盤が多い気がしますw
件のウィルソン兄弟然り、デイン・ドナヒュー、フィニス・ヘンダーソン、バーン&バーンズ(ロバート・バーン)、マクサス、etc...
とにかく、思い付いただけでもかなり沢山あります(笑)
僕も情報源がAORガイド本なので、受け売りみたいな事しか言えないのですが(苦笑)…少しでも情報提供出来たのなら幸いですw

2015.08.12 23:21 | URL | #- [edit]

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