Sonimus 『Britson』

どうも、マサシです(`・ω・´)
前回から、少し間が空きました(笑)


さて、今回でSonimusのプラグイン紹介は(ひとまず)最後になります。
今回は、3月中旬頃にリリースされたばかりの新作コンソール・エミュレーター・プラグイン『Britson』のご紹介です!

sonimus_Britson.jpg


Britson

こちらのプラグイン、同社の『Satson』同様のコンソール・エミュレーター・プラグインです。
あちらのモデリング元は定かでは無いですが、BritsonはNEVE 8014のモデリングと明記されています。

●NEVE 8014。色使いに時代を感じざるを得ない(笑)
8014.jpg

あくまでコンソール・エミュレーターという事なので、やはり実機のチャンネル・モジュールは無し(笑)
このコンソールを通した際の質感のみを再現するプラグインです。
実機の出音の特徴に関しては存じませんが……何となく、レトロな音がしそうなイメージですねw
NEVEの傾向からして、中域にガッツ・粘りが出る感じかな?


さて、実機云々の話はとりあえずほっといて(笑)、プラグインのご説明に入りますw
基本的に、Satsonと仕様は大差ありません。
ゲイン、アナログ感を付加する「FAT」、HPF/LPF(Channelのみ)…という、シンプルな構成。
Channel&Bussの2種類のコンポーネントが用意されており、それに応じて、各トラック&バスにインサートして使用します。

Britson(修正)-2

Satsonと異なる点は、Bussコンポーネントに簡易EQを装備している事です。
Default Flat(EQ無し)」「Master Loudness(低域強調?)」「Master Bright(高音強調?)」の3種類から選択可能となっております。

2014y04m09d_120724462.jpg


Channel/Buss共に、Sonimusのロゴ辺りをクリックすると、背面パネル(?)が表示され、様々な設定が可能。

Britson 背面

…画像がアレで見え難いですね(笑)
とりあえず、出音に関係する項目のみ、書き出してみますw

●Buss
CROSSTALK…アルゴリズムがなんたら。よく分からんが(苦笑)、ONにすると実機特有の”バラつき”が再現される様になるのかな?w
CROSSTALK MODE…上記のCROSSTALKをONにしている時「VINTAGE」「MODERN」の2種類から選択可能。出音の感じが変わります。


●Channel
OUTPUT COMPENSATION…ゲイン・スライダーでドライブ量を調整可能になる、地味に重要な機能。Slate Digital『VCC』で言う所の「DRIVE」に相当する。
MONO PROCESSING…ONにすると、モノラル・コンポーネントとして動作する。モノラルのトラックには、こちらでどうぞ(笑)


こんな感じに、出音に関する結構重要な項目が色々と設定出来ます。
これ、前面に表示しといた方が良いんじゃ…www



出音の傾向&デモ音源

Satsonのクリアなサチュレーションと比較すると、割と「汚し系」傾向の出音です。
バリバリ歪む感じではなく、ジンワリと汚れてくる感じというのか…(笑)
↑の方でも言いましたが、時代を感じさせる様なレトロな音という印象。
NEVEらしい・実機に近いかどうかはさておき、VCC・NLS等の他社エミュレーターと比較しても遜色の無い、心地の良いサチュレーションです。

という事で、デモ音源をお聴きください(笑)
前回の使い回しで申し訳ないですが、ドラムの各パーツにChannelをインサート(DRIVE +12と分かり易く歪ませてみましたw)・BussはFATをONにしてVINTAGEモード(Default Flat)に設定してみました。

●Bypass状態



Britsonを各チャンネル、及び、バスにインサート。


●『Britson』-ON



…いかがでしょう?w
今回は効果が分かり易い様、DRIVE量を多目に設定していますが、なかなか綺麗に汚い歪み方(!?)をしますね(笑)
NEVE系の粘りはあまり感じられませんが、SAWAYAKAテイストのサチュレーションが気持ち良い!
強く掛けると音の輪郭が少しぼやけてしまいがちですが、オケとの調和が良くなりそうです。


お次は、Bussコンポーネントの簡易EQ機能のデモ音源です。
上記の音源に対し、「Master Loudness」と「Master Bright」の2つを比較してみました。
まずは、「Master Loudness」からどうぞw

●Master Loudness(VINTAGE)


ふむ…僕がNEVE系に対して抱いているイメージに近い音になった(笑)
EQ処理だけではなくDRIVE量も変化するのか、名称通りの荒さが加わりましたね。


お次は「Master Bright」。
●Master Bright(VINTAGE)


明らかに高音域が強調されていますねw
ハイハットが五月蠅いです(笑)
6~8kHz辺りからシェルビングで上げた様な持ち上がり方で、天井が高くなった印象がGood!(`・ω・´)b
きっと、プラシーボ的なアレだとは思いますが…NEVE 1073に似た、やや硬質な高音増幅に感じます(笑)




以上、Sonimus『Britson』のご紹介でした。

いや~、やっぱりコンソール・エミュレーターは良い(笑)
モデリングEQ・コンプと違い、不要にレベルを稼がずに着色をしてくれるので、非常に便利なプラグインです。
『Cosole Emulator(SONARのPro Channel)』『NLS』『VCC』『Satson』『Britson』と色々と持っていますが、どれも毛色が違っていて、MIXする度にどれにしようか迷いますw
今回のBritsonは、それらの中で最もキャラクターを出しやすく(DRIVE量の上限が高い)、安価で導入できるのでオススメです!(^ω^)b


それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(__)m

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3 Comments

名無し says...""
いつもブログ拝見させて頂いてます!
マサシさんのレビューがきっかけで買ってしまったプラグインがチラホラあったりしますw

Britsonの主な使い方はレベル管理で、汚すときはConfigurationをイジって行うのがメーカーの推奨する使い方みたいですよー。
2015.01.23 23:51 | URL | #- [edit]
マサシ says..."Re: タイトルなし"
>名無しさん

コメント、ありがとうございます!
ブログ閲覧もありがとうございますw

どうも僕のブログを見て頂いて、プラグインを購入されている方が結構いるみたいですね…w
それを思うと、あまり迂闊な事を書いて、皆様の懐を痛めてしまわないか…と、変な心配をしてしまいます(笑)

ほう!Britsonはそうやって使うのですか!(笑)
コンソールエミュは操作性がシンプル&汚し系と使用するのが当たり前と思っていたので(笑)、Britosonも同様に汚すためだけに使用していましたw
情報提供、ありがとうございます!(`・ω・´)=3
2015.01.27 09:51 | URL | #- [edit]
名無し says..."SatsonとBritsonでの卓モデリングについて"
初めまして。興味深く拝見させていただきました。そこで個人的に気になったので調べてみたのですが、Satsonを開発した時に参考にしたコンソールモデルはGearSlutzの有志達により、どうやらSSLのSL 4000 Eを参考にしている可能性が高いとの事です。ちなみにBritsonはNEVE 8014を参考にしているみたいです。これはまだ噂の域ですが、少しでも参考になれば幸いです。そんな私は前から目をつけていたHoRNet AnalogStageとSatsonの組み合わせに落ち着きました。余談ですが、SatsonがメジャーアップデートであるV2がもうすぐ登場するみたいです。開発者曰く、旧来のV1よりかなり機能や使い勝手が向上してるので、いつになるか分からないが是非ともリリースを楽しみに待っててくれとの事でした。
2016.03.25 23:35 | URL | #QGsIajL. [edit]

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