ボカロを上手く歌わせよう!(笑) -後編

どうも、マサシです(`・ω・´)

ボカロを上手く歌わせよう!の後編を書いていきますw
……が!
正直、ボカロの調整に関しては前編で終了してしまいました(笑)
という訳で今回は、趣向・タイトルを変えてボカロを(オケに)上手く馴染ませよう!という話題について書いていきますw

「ボカロは人間の歌声と比べて、オケに馴染みにくい」
そう感じた事はないでしょうか?
…えっ、僕だけ?(苦笑)
と、ともかく…実際、ボカロってちょっと「浮いて」聴こえる事が多いんです!w
それには割と明確な原因(?)がありまして、今回はその「原因」について触れ、解消法をお話したいと思います(`・ω・´)
…と偉そうに言いましたが(苦笑)、結構アバウトな内容ですので、あまり期待はしないでくださいww

それでは、本題に入ります(笑)
まず、ボカロエディターで書き出したオーディオファイルを取り込みます。

ボカロ(波形)

取り込み(インポート)した画像です。
…うん、前回の調整を功を奏したのか、割と人間(僕の歌の波形)に近……近いか、これ?ww
ともかく、そこまでノッペリとした波形ではないと思います(笑)
結局、その後でオートメーションも書いてますけどね…w


次に、まずは何もエフェクトを適用していない「すっぴん」の状態を聴いてみましょう。

●オーディオ・デモ
すっぴん
※オーディオ・デモの補足説明※
ボカロ以外の楽器は調整済みです。
この状態で、ボカロのみにエフェクトを適用していき、オケとの調和を取っていきます。


すごく…浮いてます…(笑)
まぁ、人間の歌声だろうと同じ事なんですけどw

まず、気になるのは「ピッチ」と「耳障りな高音」。
まぁ、ピッチはそこまで気になる所ではないですが、出来るなら補正したいですよね。
「耳障りな高音」は、これ…調整段階でブレシネスを足したのが原因ですねwwフヒwww
とりあえずこれは、ディエッサ―を使用して軽減しましょう(笑)

AutoTune DeEsser

○適用エフェクト(記載した順にインサート)
・ピッチ補正…Antares「AutoTune EFX」
・ディエッサ―…WAVES「DeEsser」


●オーディオ・デモ
AutoTune & DeEsser

ピッチ補正は、AutoTuneの簡易版ですので、キーの指定だけするオート・モードです。(大雑把w)
ディエッサ―は結構深く掛けてみました。その所為か籠って聴こえますが、角が取れて、輪郭が丸っこくなったと思いますw


さて、次はボカロの問題点の解消・補正を行います。
ボカロと人間の歌声の大きな違い、それは…含まれている倍音の量です。
倍音の説明は余所にお任せします(笑)
倍音は生楽器・シンセサイザー等、全ての楽器に含まれている音でして、もちろんボカロにもあります。
で す が (笑)
ボカロは、人間と比較して(かなり)倍音が少ない!(アナライザーで比較してみると、違い分かりやすい)
倍音が少ないと、一概には言えませんが…基本、チープに聴こえます。薄っぺらい音というかw
故に、他の音と混ぜた時に埋もれやすい…。
これが、ボカロの欠点です。

「じゃあ、EQで上げれば良いじゃん!」って話ですけど…EQとて、元々「無い音」は補正出来ません。(僅かにあっても、上手く持ち上がらない)
「じゃあ、お手上げじゃん!」となりそうですが…(笑)
無いなら、足せばええんちゃう?(適当)

そんな便利ツール……あった!w
エキサイター」と呼ばれる類のエフェクトが、その役割を果たします。
詳しい構造は知りませんが(苦笑)、自動的に倍音を「付加」してくれるのが、このエキサイターというエフェクト。
市販の物でもあまり見かけないタイプのエフェクトですので、フリーソフトではなかなか無いかもしれません…w

今回、倍音補強に使用したのはWAVESの「Aphex Vintage Aural Exciter」。
aphex-vintage-aural-exciter.jpg


それと、エキサイターではないですが、SONAR付属エフェクトの「TL-64 Tube Leveler」。
Tube Leveler
このTL-64は、真空管コンプ/リミッターのLA-2Aのモデリングです。
とはいえ、あんまりコンプといった感じがしませんw
通すだけで質感が変わるエフェクトですので、プリアンプに近い物です。
余談ですが、SONAR付属のエフェクトでも、こいつとLP-64(マルチバンド・コンプ)が頭一つ抜けてクオリティー高いと思いますw


Exiciter Tube

○適用エフェクト(記載した順にインサート)
・エキサイター…WAVES「Aphex Vintage Aural Exciter」(プリセット:[VG Vocal]を使用)
・プリアンプ(?)…Cakewalk「TL-64 Tube Leveler」(プリセット:[Vocal Tube]を使用)


●オーディオ・デモ
Exciter & Tube Leveler

正直、変化が分かり難い…www
まぁ…すっぴんの状態と比較すると、幾分か人間っぽくなりましたよね!ねっ!?(洗脳)


続いて、下地が出来た所でEQとコンプで色々と補正していきます。

EQ Comp

まずはEQを挿します。(WAVES「Renaissance EQ」)
最初のEQは細かな調整用ではなく、不要な帯域を削るために使います。(後のコンプの掛けやすくするため)
低域はそんなに出ていないですが、とりあえず心配なので(笑)、120Hzから下をバッサリとカット。
あと、エキサイター等の効果でまた出てきたザラザラした音を軽減するために、5kHz辺りを中心に広めのQ幅で少々カットしました。

そして、コンプを掛けます。(Native Instruments「VC 2A」)
これまた↑で出てきたTL-64同様、LA-2Aのモデリング(笑)
このコンプはボーカルに適しているので、採用しましたw
ダイナミクス(&音圧感)・奥行きも意識しながら潰します。
定位をやや後ろに引っ込める様、少し強めにコンプレッションしてみました。

その後、コンプで豊かになった中域と引き換えに失った(?)高域を、再度EQで補正します。(IK Multimedia「EQP-1A」)
ザックリと高域(8kHz)をブースト(&少々カット)、一応、低域もカット(&わずかにブースト)。


○適用エフェクト(記載した順にインサート)
・EQ…WAVES「Renaissance EQ」
・コンプ…Native Instruments「VC 2A」
・EQ…IK Multimedia「EQP-1A」


●オーディオ・デモ
EQ & Comp

うん…あれ?あんまり変化が分からないかも…w
今更ですけど、MIXが下手で申し訳ありません…(苦笑)


最後に空間系エフェクトを掛けて……の前に!
コンプで奥行き調整したつもりでしたが(笑)、やっぱり前に出すぎなので、ここでまた奥行きの調整を行いましたw
WAVESのL3 Ultramaximizerを使用して、奥行きを調整します。

Limiter.jpg

見難いかと思いますが、L3のアウトプットを-4.5、スレッショルドを-1.5に設定します。
普通の使い方はアウトプットとスレッショルドの関係が逆になるのですが、こういう風に設定すると、音を潰さずに奥行きを調整出来ます。
便利すぎワロタwww
その後、リバーブとディレイをセンドで掛けて、完成です!(適当)

○適用エフェクト
・リミッター(マキシマイザー)…WAVES「L3 Ultramaximizer」(最終段にインサート)
・リバーブ…WAVES「Renaissance Reverb」(センド)
・ディレイ…WAVES「Super Tap」(センド)


●オーディオ・デモ
Limiter , Reverb & Delay


全ての処理が終わりましたが…いかがでしょう…?(不安)
結局、人間であろうとボカロであろうと、基本的な処理は同じです。
しかし、ボカロの欠点の「倍音の少なさ」…これは何かしらで補ってあげたいですね。
そんな事をしなくとも文句言わずに歌ってくれますが(笑)、どうせならお化粧もしてみましょうw
さて、これ書いてたらボカロ曲を作りたくなってきたぞぉww


最後まで読んで頂き、ありがとうございました!m(__)m
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2 Comments

A野164号 says..."お久しぶりです"
お久しぶりです。A野164号です。最近SNS系すら出現頻度が落ちてしまっていて記憶から忘却されかけているかと思いますが一応健在です。

こういう記事はほんとにありがたいです!さっそく活かそう!・・・というわけにもいかない状況に。

というのも、PC買い換えた結果、今まで使ってたソフトが使えず作曲ができない状況に陥ってます。それと、前のPCのデータが死んだので大半のデータがお泣くなりになりモチベーションが下がってます。^^;

しかしこの状況打破に思いっ来て、SONAR X2(結局海外版は諸般の事情により日本語版に・・・)を注文しようかなと考えております。(ただし6万の出費は痛い。クレカ持ってない結果がこれだよ!orz)

あとはキーボードなんだけどねえ。スペース的にバカデカイもの置けないし、かといってピアノ弾けるのに鍵盤数が少ないやつじゃ打ち込みしにくいしなあ・・・。う~ん。。。
2013.06.04 11:33 | URL | #h3EST1jQ [edit]
マサシ says...""
お久しぶりです(`・ω・´)
いや~、最近全然更新が無いから、何かあったのでは…と心配していましたw

なるほど…そんな状況に陥っていたのですが…。
OSを変えると、対応ソフトの面で色々と面倒ですよね(´・ω・`)
あらら…データも逝っちゃったんですか…w
それはお気の毒に…やはり、バックアップは日頃から取っておくべきか…(苦笑)

あっ、結局X2の日本語版にするのですね。
海外版は安いと言えども、やはり時々不便に感じますので、手堅くそっちを買った方が吉かもしれません。(購入を煽っておきながら…すみませんw)

MIDIキーボードは、鍵盤奏者なら最低でも49鍵は欲しい所ですが…やっぱりスペースの問題もありますからねぇ…。
KORGのmicroKEYなんかは、鍵盤数の割に小さいらしいですよ。(バンドルソフトも豊富ですし)
最高61鍵までありますが、ただサステインペダルが使えないのが痛い…。
それを差し置いても、コスパでは最強に近い部類だと思いますw
2013.06.04 13:50 | URL | #- [edit]

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